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注文住宅 戸建て住宅のZEH(ゼッチ)とは?

2025.02.07
お世話になっております。
Arbos House(アルボスの家)の古谷です。

突然ウナギが食べたくなって…埼玉県川越の「小江戸」にいってきました。

テレビをみていて、ウナギを食べてるシーンがあり
よし、ウナギを食べにいこうと仙台から川越に車でいってきました。
ビジネスホテルを予約していざ高速へgo!
川越市にはいり交差点でストップしてなにげに標識をみたら「古谷」交差点?
川越に古谷という地名があることを知り呼ばれたような気がしてにんまりしました。
夕飯はウナギを食べホテルでのんびり。

さて今回のテーマは「ZEH(ゼッチ)とは?」です。
ZEHというのは省エネを表す住宅指標のひとつで、
いま話題の「子育てグリーン住宅支援事業」の補助金にも登場しています。
聞いたことはあるけど内容まではよく分からない、という方も多いのではないでしょうか。
前回ブログと合わせて参考になれば嬉しいです。
 ◆前回ブログ:注文住宅 2025 注目の補助金「子育てグリーン住宅支援事業」

ZEHとは?

ZEHとは?
ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の頭文字をとったことばで
年間を通じた消費エネルギーを実質ゼロにする住宅のことをいいます。

ZEH=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
単にZEHというと②③も含んだ総称のことで、
『ZEH』と二重カッコをつけると①のみを指します。
①『ZEH』(ゼッチ)
②NearlyZEH(ニアリーゼッチ)
③ZEHoriented(ゼッチオリエンテッド)
ZEHの定義
戸建て住宅向けの指標になりますが、その後
マンション用の指標としてZEH-Mの指標や
さらに高いレベルでの省エネ性能の表示制度として
2018年には ZEH+、NearlyZEH+も登場しました。

参考資料:ZEH定義〈戸建住宅〉 資源エネルギー庁2019年版

参考資料:ZEH定義〈マンション〉 資源エネルギー庁2019年版

参考資料:ZEH+定義 ZEHフォローアップ委員会 2023年版

ZEHのメリット

ZEHのメリット
◆居住性の良さ
なによりZEH水準の住まいは快適です。
ZEHの強化外皮基準というのは断熱性や気密性などの基準となりますので
冬温かく夏は涼しい快適なお住まいは一番の魅力ではないでしょうか。
ヒートショック防止にもつながります。
◆光熱費の削減
高断熱・高気密のため冷暖房効率が上がり、光熱費の削減につながります。

◆非常時の発電が可能
太陽光発電を取り入れることで、停電時にも発電が見込めます。
ZEH基準外にはなりますが、電気自動車や蓄電池を併用すれば
自然災害時などの長期的な停電にも非常電力がまかなえます。

◆補助金や住宅ローン金利優遇
子育てグリーン支援事業の補助金や、銀行によっては住宅ローンの金利優遇を受けられます。

住宅の省エネ性能の基準は年々高まっていて、
10年前は高嶺の花であった性能がいまは主流になっており
変化の早さを感じます。
それだけ環境問題が喫緊の課題になっていることの裏返しでもありますね。

初期費用はかかりますが、補助金などの優遇措置をうまく活用して
長く住まう住まいだからこそ
10年先、20年先でも納得のいく選択をしたいものです。

アルボスの家は「強くて賢い、おしゃれな木の家」を目指しております。
お客様の暮らしに寄り添う住まいづくりのお役に少しでも立てれば嬉しいです。

この記事を書いた人
古谷 一彦(ふるや かずひこ)
企画・営業

二級建築士