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在宅ワークスペースのあるお住まい

2024.07.19

こんにちは。
アルボスの古谷です。

7月に入りましたね。

色とりどりの紫陽花が街のあちらこちらで咲き誇り、目を楽しませてくれます。
路線価の公表もあり、「県内の平均は12年連続で上昇」と報じられ、コロナ禍後の人の戻りや経済回復を感じた次第です。

さて、前回は「狭小住宅 住まいの工夫」と題して施工例の間取りをいくつかご紹介させて頂きました。

最近では、コロナ禍で広がったとも言える在宅での働き方もすっかり世の中に定着してきていて、お客様でもご要望頂くことが増えています。
そこで今回は、「在宅ワークスペース」のあるお住まいを、施工例の間取りからご紹介させて頂ければと思います。



1つ目は、I型LDKに飛び出す形でつながった在宅ワークスペースの事例です。
こちらのお住まいは30坪2階建て。
細長い敷地に合わせ長方形の外形でプランしやすく、リビングの奥に落ち着いたワークスペースが実現しました。
スペースをしっかり確保することで独立性の高い空間になっております。



2つ目の事例は39坪のお住まいで、1つ目の事例と同じI型DKの長辺に接続する形で、階段下のスペースを有効に活用しました。
住まいの中でパブリック性の高いゾーンにあるので、間仕切り戸を設けることで作業しやすく落ち着きを保てるように計画しております。



3つ目は3階廊下部分に設けた在宅ワークスペースの事例です。
こちらは1階にガレージと大容量収納を設け、2階にLDKと水廻り、3階が個室という3層構成です。
狭小敷地であるからこそ、こういうゆとりのスペースが効いてきます。
廊下部分にワークスペースを設けることで暮らしの自由度が高まり、リビングとはまた違った家族とのコミュニケーションが育まれるのではと期待しています。



最後の事例は在宅ワークとは少しずれますが、「ママステーション」と名付けて家事室を設けました。
LDKや洗面所、収納などのサービスゾーンを集約した中央に設けることで、効率的な家事動線を実現しています。
吹き抜けにも面しており、こんな空間でお仕事ができたら楽しいだろうなと思わせるコーナーとなりました。



アルボスの家は「強くて賢い、おしゃれな木の家」を目指しております。
これからのお住まいの夢、お困りごと等が設計のヒントになります。
どうぞお気軽にご相談いただければと思います。

この記事を書いた人
古谷 一彦(ふるや かずひこ)
企画・営業

二級建築士