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木は自然の加湿器&除湿器

2022.01.22

こんにちは。
仙台市の【強くて賢い、おしゃれな木の家】アルボスの家です。
乾燥が気になる時期になってきました。

無垢床材

今回は、部屋の調湿を整える、木の調湿作用について考えていきたいと思います。

人がもっとも快適に過ごせる湿度は50%~60%と言われているそうです。また、これはカビやダニ、ウイルスが発生しにくい湿度でもあるようです。

木には、周囲の水分を吸放出して自らの水分を保とうとする性質があります。

内装材としてある程度乾燥した木を使えば、湿度が高い時は空気中の水分を吸収し、空気が乾燥している時には水分を放出することで、常にお部屋を60%前後の湿度に調整してくれます。
これを調湿作用と呼び、木が建材として加工された後もしっかりと生きている証拠でもあります。

木の調湿作用

木の調湿作用の効果を調べるために、無垢材のフローリングと、一般的なシート貼り床材を実験で比べてみました。
10畳洋室のフローリングを想定し、密閉ガラス容器でモデル実験をおこないました。あらかじめ同じ調湿度環境で調湿した各床材を、それぞれガラス容器に入れ、容器内の湿度の推移を測定します。

実験①:湿度90%が60%に下がるまでの時間
● 無垢フローリング(自然塗料塗装) : 36時間
● シート貼床材 : 96時間経っても60%を切らなかった

実験②:湿度40%が50%に上がるまでの時間
● 無垢フローリング(自然塗料塗装) : 23時間
● シート貼床材:約96時間
実験の結果、無垢フローリングの場合では、一般的なシート貼床材の場合と比べておよそ4倍早く快適湿度域に到達しました。
この実験結果から、木材本来の性質を活かした木材は、まさに自然の加湿器・除湿器と言えます。

快適湿度

アルボスの家はウッドワンのピノアース(商品名)を床材に使用しています。ピノアースは無垢のフローリングです。アルボスの家では無垢フローリングを標準としています。

新築をお考えの方は、
無垢材を使用して快適湿度で健康に暮らせるアルボスの家をぜひご検討くださいませ。

情報提供は株式会社ウッドワン  『日常にもっと木を』編集部より提供いただいております。