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家づくりの流れ

2024.12.23

こんにちは。
アルボスの古谷です。

2024年も残すところ、あと僅かとなりました。
皆様にとって、どんな一年だったでしょうか?
今年は7月~11月の間に6棟のお引き渡しをさせて頂いており、多くの縁をいただけましたこと感謝申し上げます。
前回までのブログを振返りながら、今年最後のご挨拶とさせていただきます。

全9回にわたり、家づくりにおける『失敗しない住宅設計のためのポイント』を連載してまいりました。
今回は、実際に家を建てるまでの『家づくりの流れ』についてご紹介いたします。
前回までの復習のような意味もこめて、全体の流れの中でポイントを押さえていただければと思います。

~ご契約まで

注文住宅 家づくりの流れ~ご契約まで
【Step1】お客様からご相談をいただくと、まず敷地調査から家づくりは始まります。
敷地を最大限に生かすために、敷地を外からでなく敷地の中からどう見えるか「暮らしの視点」を大切にしながら読み解いていきます。

【Step2】次にヒアリング、現在と、将来の暮らし方をお聞かせください。
現状のお悩みはもちろんのこと、部屋の好きな時間の過ごし方やライフスタイルまで丁寧におうかがいしていきます。
【Step3】そしてプレゼンテーションで細部までこだわった間取りをご提案します。

図面だけだとイメージしにくい間取りも、三次元のCGを作成しますので生活しているような目線でご確認いただけます。また、図面だけでは見えない部分も立体でご確認いただけます。

そして概算金額の提示と、仕様のプレゼンテーションを行います。
アルボスの家では、プロの目線で厳選した住宅設備や建材をセレクトしています。
外装デザインにもこだわり、上からも下からもCGをご確認いただきながら外観デザインを決めていきます。

~ご契約

注文住宅 家づくりの流れ:設計契約
ご提案にご満足いただけましたら、詳細設計のご契約を結んでいただきます。

~お引渡しまで

注文住宅 家づくりの流れ:お引渡しまで

【Step4】ご契約後も、後悔のない設計のために、修正・変更の対応も軽微なものなら2回まで承ります。
【Step5】図面・仕様を確定いたします。スイッチの位置から断熱性などの性能面もご確認いただき、細かな仕様を決定していきます。

【Step6】図面と仕様が確定しましたら、構造計算に入ります。
ご契約前のプレゼンテーション時にコストを意識した構造設計を行っていますが、ここでは詳細な許容応力度計算を専門家と行い、構造計算書をお客様にもご確認いただきます。

仕様確定により詳細見積が出ますので、材料費・工賃・諸経費の金額をご確認の上、工事請負契約を結びます。
アルボスの家では、合理的な設計や中間マージンを抑える工夫により、コスト面でもご満足いただける家を目指しています。

【Step7】工事が始まる前に、確認申請を行い審査機関より許可を受けます。
構造・断熱性能・耐久性・法規チェックを行い、公的な審査機関へ提出します。
【Step8】そして全ての図面にご納得いただけましたら、いよいよ着工です。
【Step9】工事中には第三者機関による点検を全6回行い、施工品質を担保する施工監理を行います。

【Step10】竣工後はお客様にも品質に問題がないかチェックをしていただき、ご納得いただいた形でお引渡しを迎えます。
お引き渡し後も60年の長期保証や10年の設備保証、さらにアルボスの家の24時間かかりつけサービスで、長く安心してお住まいいただけます。
アルボスの家は「強くて賢い、おしゃれな木の家」を目指しております。
お客様の暮らしに寄り添う住まいづくりのお役に少しでも立てれば嬉しいです。

本年も大変お世話になりありがとうございました。
皆さまどうぞ良い新年をお迎えください。

この記事を書いた人
古谷 一彦(ふるや かずひこ)
企画・営業

二級建築士