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狭小住宅 住まいの工夫

2024.06.25

こんにちは。
アルボスの古谷です。

ようやく梅雨入りしましたね。6月にして早くも30度超えの真夏日が出るなど、体調管理が追いつかないような印象ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。

さて、アルボスの家では、このように暑さ厳しい夏に涼しく氷点下の寒い冬も快適に過ごすことのできる「高性能住宅」を、コストをできるだけ抑え、デザイン性も重視しながら実現できるように目指しております。

今回は、改めてアルボスの家が取り扱う「狭小住宅」の間取りの工夫について、弊社の施工例からご紹介させて頂ければと思います。

一つ目の事例は「吹き抜けの外土間」の採用です。

外土間のある間取り
「外に閉じて、内に開く」をコンセプトに、外壁に囲われたプライベート性の高い外部空間として「外土間」を設けました。リビングと隣り合わせに配置することで、狭小住宅であっても外部を取りこんでリビング空間に広がりが持てます。

リビングとの間には「内土間」としてバッファーゾーンを設け、室内外のつながりを緩やかなものにしています。

二つ目の事例は家事動線の工夫です。

回遊性のある家事動線のかなう間取り
キッチンを中心に洗面所との直接行き来できるようなプランで家事動線を最小限にまとめています。洗面所を介した玄関ホールや2階へのアクセスが叶い、回遊性のある動線が暮らしに寄り添います。

三つ目の事例は機能的な動線を意識した配置の工夫です。

機能的動線のかなう住まいの間取り
2階にバスルームと広めの洗面所を設け、洗面所からバルコニーへの出入りも直接できるようにしています。無駄のない家事動線を意識したプランニングで、家事の負担軽減を狙いました。
こちらのお住まいはふたりのお子様の将来を見据え、子供室を「2室化」できるように計画しています。

アルボスの家は「強くて賢い、おしゃれな木の家」を目指しております。
それを支えるのが「狭小住宅」だからこそ生まれる工夫と細やかな設計です。
皆さんのお困りごと、心配ごとがあればどうぞご相談ください。

この記事を書いた人
古谷 一彦(ふるや かずひこ)
企画・営業

二級建築士